6月3日、ジャガイモのマルチを半分外す作業を行いました。
たち鎌で埋まったマルチを掘り起こしていきます。
マルチの下の土は触ると火傷しそうな程熱くなっていました。
熱気を逃したことで、ジャガイモの苗も何だか涼しそう。
マルチを外していない方の苗も順調に育っています。
トマトの間引きも行いました。
栄養の分散を防ぐため、最も成長している1本を残して周りは全て取ってしまいます。
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天気のいい日が続き、畑が乾いていることが増えているように感じます。
水やり、手入れなどこまめに野菜の様子を見に来るよう気を付けていきたいと思います。
デザイン工学部 グラフィックデザイン学科 1年 佐藤花音
5月27日、放課後農芸の活動はさつまいもの苗植えでした。
今年はベニアズマ60本と安納芋20本を植えました。
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【いもの苗(右:安納芋 左:ベニアズマ)】
植え方にはさまざまあるそうですが、今回は舟底植えという方法で植えました。
一本ずつ丁寧に植えていきます。
植えた苗にしっかりと水をやります。
植えた苗に藁を敷きます。
藁をかぶせている様子です。
この作業を一本ずつ行っていきます。
藁をかき混ぜる先輩の様子です。
藁は日よけなどから葉を守るために敷かれています。
しかし、日よけのためにかぶせすぎると苗の成長を妨げてしまうため、
うっすらとかけていきます。
植え終わった畑がこちらです。
また、畑に植えられていなかった苗を畑とプランターに植えました。
現在畑に植えられているオクラの苗の元気がないため、新しい種をポットに蒔きました。
植え終わった苗ポットは洗い、来年再利用します。
【プランターに植えたトマト①】
【プランターに植えたトマト②】
【苗ポットに蒔いたオクラ】
苗ポットを洗う男性陣の様子です。
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私はGWの苗植えに参加できなかったため、初めての体験でした。
苗植えから作業を行うと愛着がさらに沸いて、これからの成長がとても楽しみです。
芸術学部 文化財保存修復学科 1年 今野 アリス
こんにちは。
タンポポも綿毛にイメチェンする時期になりましたね。
放課後農芸では本日、土おこしをしました。
順序としては、
1、掘って土に空気を入れる。
2、肥料・石灰を撒く
3、2を土と一緒にかき混ぜる
1では、畑を鍬で掘って掘って掘りまくります。
横一列になり掘り進めますが、これが一番足腰にきました。
翌日くらいに成果が体に出ます。
コツは足を開いて膝を曲げ、腰を折った姿勢ですること。
体現するのは難しい…。でも意識すると楽になります。
一旦休憩 お茶や塩分をいただきました。
2の肥料は畑の栄養に、石灰は畑の土を中性にするためです。
あらかじめ土を採取してphを測り、ちょうど良い量を計算。
それらを畑に満遍なくまきます。
3で仕上げ。2でまいた肥料や石灰を土とよく混ぜました。
最後はあっという間に終了。
いい土になるといいなあ、ということで解散しました。
さらに残って活動してくださった方々、お疲れ様です。
ありがとうございます。
グラフィックデザイン学科2年 佐藤瀬奈
4月27日、金曜日は上町にある種屋さんで野菜の種を買いました!
毎年行われる恒例行事なのですが、私は初めて参加いたしました。
ここには様々な野菜のタネがありました。例えば、きゅうりと一つにいっても4種類くらいの種類が置いてあります。
種選び担当の3年生と1年生は、どれを育てようか、とても悩んで選んでいました。
購入したのは30種類以上の種、そしてジャガイモと里芋の種芋です。
実際には、これにサツマイモが加わります。
今年の放課後畑はどのような様子になるのでしょうか?
これからが楽しみです!
記:日本画コース4年 野田 苑恵
こんにちは。
ゆく春が惜しまれるこの頃、皆さんはどうお過ごしでしょうか。
放課後農芸では、いよいよ畑へ突入する段階にやってまいりました。
今回の集まりはその最後の準備です。
内容は大まかに2つ。
1、保留野菜の最終審判
2、ゴールデンウィーク中の活動
まず、今回のメインの保留野菜について。
植えるか植えまいか微妙なラインの上にいた野菜たち。
メンバーは、パプリカ・かぼちゃ・セロリ・白菜・ニラ。
保留理由はピーマン・スイカ・ネギなど似た野菜の存在です。
ベンチ入り秒読みの野菜たちですが、
「1人でも育てたい方がいれば即採用」の
積極的な受け入れ姿勢の結果、
白菜以外が採用されました。
どの野菜にも熱意を持ったファンがいましたね。
ゴールデンウィーク中の活動
・種の買出し
・芽出しの準備
・畑作り
・プランター作り…などについてはリスト化し、
出席確認をとりました。
最後に畑での服装や注意事項などのレクチャーをして終了です。
イラスト付きで紹介していただきました。
今年の畑がどんな姿になるか、今から楽しみです。
グラフィックデザイン学科2年 佐藤瀬奈
3月20日の夜、放課後農芸設立後第2回目となる追いコンを開催しました!
今年、大学を卒業される三名の先輩方は、放課後農芸の立ち上げに関わった重要なメンバーたちです。
在校生メンバーも、朝から3人を送り出す準備で動き回っておりました。
卒業生の皆さんに放課後農芸のことを思い出してもらいたいと思いから、農芸で作った手作り味噌を使った料理を用意しました。
・鶏胸肉の味噌焼き
・ちらし寿司
・味噌田楽
・味噌汁
・手作りケーキ
在校生からのプレゼントでは、しゃもじ型クッキーをプレゼントしました!
卒業生からのプレゼントでは、花束と手紙が・・・!
お芋の被り物贈呈式もありました(笑)
4年生を送り出すことで、また新たな一年を始める心構えができます。
2018年度の活動も始まっています。
今年も放課後農芸をよろしくおねがいいたします!
記:日本画コース4年 野田 苑恵
山形では桜が見頃を終え、草花が青々しくなってきましたね。やっと畑で活動できる時期になりました。
4月19日の勉強会では今年植える野菜の案出しを行いました。
自分が育てたい野菜をたくさん出していきます。そのあと野菜の育て方など詳しく調べて行きます。
グループのみんなで話しながら本当に育てられるかを考えます。責任を持ち最後まで育て切れるかも含めしっかり考えます。
その上でレンコンやアボガドは育てる年月や時期などを踏まえ却下しました。他にもいくつか悩んだもののありました。
しかし今年は畑の敷地が前年度と比べると狭くなってしまったこともあり、いくつかプランターで育てることにしました。
全部で50あまりの野菜が出ました。去年育てたことのあるものや、そうでないものもあります。
去年育てたものでカラスや虫に苦戦した野菜たちが今年もいます。リベンジです。楽しみです。
次回は4月26日です。植える野菜を決定していきます。害虫対策についても話し合えたらと考えています。
新入生や農芸に興味ある方お待ちしております!
洋画コース2年 具志堅詩織
どうも皆さん長い冬が終わり、桜が咲いて新年度が始まりました!だというのにまだ寒い‼東北の春をしみじみと味わっておりますこの頃です。さて先週はついに放課後農芸に新1年生を迎え入れようとしています。去年は入ってくる人が少なかったこともありますし今年は何人来るかとドキドキしながら当日を迎えました。そして、たくさんの新入生が興味を持って農芸をのぞきに来てくれました。
始めに放課後農芸のPRビデオを流し、なんとこの日のために3年生の先輩はパワポで農芸の一年間をザックリ説明してくれました。次に農芸を治める柳川先生が農芸の方針や成り立ちを説明し、その後は先輩方が自己紹介をしました。
色々な学科から来てくれた新入生達にも自己紹介をして貰い、新入生との親睦を深めるために沖縄のトランプゲーム”トゥルバイ”を遊びました。遊びかたは省略しますが話題を振って話ながらカードを揃えるゲームということもあって学年関係なく楽しめたかなと思っています。フレッシュな新入生と共に今年度も盛り上げて行きたいのでよろしくお願いします‼
それでは次回まで。さよなら、さよなら。
美術科 工芸コース 2年 岩池彬文
3月16日。味噌づくりにとって大切な仕込みの日です。
筆者は初めての仕込み作業で緊張しっぱなしで忘れ物しました。申し訳ありませんでした……。
仕込みの場所は大学近くの滝山コミュニティセンターさんの調理室をお借りしました。
初めて来た場所でしたが、中高時代に戻ったような懐かしさを感じます。
まずは豆を柔らかくなるまで煮ます。
使用したのは芋煮用の大きな鍋!なみなみと豆と水が入り、何とか鍋二つで済みました。
時々灰汁を取り除きつつ様子を見ます。味は……豆の味です。
煮えている間にいくつか別の作業もしました。
ひとつは「豆腐作り」です。
前日準備の時に別で漬けていた豆を使用しています。
作る過程でできた湯葉を思わず……つまみ食いっていつも通り食べるのよりもちょっと美味しいです。
そしてもうひとつ。「蕎麦打ち体験」が始まります。
昨年に引き続き、味噌でお世話になっている田中さんの旦那様に教えていただきました。
打ったお蕎麦はお昼にいただきます。
ふるって、混ぜて、混ぜて、こねて……のばす!切る!
細く切るって難しい……でも、既に美味しそうです。
ふるいで落ちなかった粗い蕎麦粉は、ガレットとそばがきになりました。
昼ごはんの準備の最中、深瀬商店さんから麹を受け取った方々が戻ってきました。
届いた麹はまだ少し温かく、一粒かじるとほんのりと甘みがありました。
今年は白米を使った味噌の他、新しい試みとして玄米を使った味噌にも挑戦します。味に差が出るのか、食べ比べる時が楽しみです。
8時半から作業し続け、やっとお昼にありつけます。
お蕎麦、お豆腐、おからサラダ、ガレットなど……美味しかったです。
調理台を囲んでお腹と心を満たします。午後は力仕事が待っています。
午後は茹でた豆をつぶすところから始めます。
すり鉢を使ったり、持参した臼と杵を使ったり、とにかくつぶします。
『農芸ののぞきあな』でも農芸味噌を展示していましたが、手作業でつぶすからこそ、農芸の味噌は豆っぽさの残った味噌になると思います。そのかけらも、ぷちぷちしていて美味しいです。
つぶして、量って、豆と麹と混ぜます。
麹のパラパラした部分が残らないように、底からすくいあげるように混ぜ合わせます。
全体が混ざったら混ぜたものを別の桶へ、一掴みずつ叩きつけながら移し替え、
手でまんべんなく押さえて空気を抜きながら平らにします。
桶の内側の、味噌に近いところに塩をこすりつけ、蓋と重しをドン。
学校へ運び、封をして日陰に置いて、仕込みは終了しました。
今年は様々な方のお力添えで仕込みを終えることが出来ました。
多くの活動でお世話になり、仕込みの日が急にずれてしまったにもかかわらず、こちらの変更に合わせてくださった田中さんご夫妻。
種類の異なるお米に合わせ、それぞれ麹を作ってくださった深瀬商店さん。
収穫が少なかった中、間に合わせてくださったはしもと農園さん。
仕込みの場所や器財を貸してくださった滝山コミュニティセンターさん。
山形の湧水を提供してくださった樽石大学さん。
心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
お味噌が完成するまではまだまだ長い時間がかかります。それまでまた根気強く待ちます。
完成までしばらくお待ちください。
美術科日本画コース2年 末次佑
卒業式の準備が着々と行われている体育館の片隅で、味噌づくりの前日準備は進められていました。
今回は「水を汲んでくるチーム」と「大学で豆を洗うチーム」の2手に分かれて行います。
なお、先生は体調不良で不参加でした。体調管理の難しい季節です……。
まずは水汲みチーム。
豆洗いチームよりも早めに大学に集まり、空のポリタンクを車に積みます。
目指すは樽石大学!車は農芸OBの先輩にご協力いただきました。
一方その頃豆洗いチームは……
明子さんのご指導のもと、体育館の水道で豆を洗います。
水を入れると泡立っていく様子には興奮しましたが、昔は石鹸や洗剤のかわりに使われていたとか……大豆ってすごいなぁ。
水汲みチームが大学に戻り、洗った豆を汲んできてもらった水で一晩漬けます。
ここで前日準備は終了!
解散後は「樽石大学の湧水」と「市販のペットボトルの天然水」と「学食の水」を飲み比べしました。
もしも湧水以外の水の方が美味しいと感じるのなら湧水で作る意味はあるのか、という問いの下、皆で少しずつテイスティング……
多くの学生が美味しいと感じたのは――「樽石大学の湧水」でした。
筆者は味オンチなのでそれぞれの差は感じられず……残念。
なお、残った水は学生が美味しくいただきました。
明日はいよいよ味噌づくり。
舞台は大学から滝山コミュニティセンターに移ります。
味噌以外にもアレとかコレとか……次回へ続きます。
美術科日本画コース2年 末次佑