みなさんこんにちは!春の日差しも柔らかに降り注ぎ、草木の息吹を感じる季節になりました。
さて、放課後農芸では味噌作りに区切りがつきました!今年の味噌も水、米、麹や塩、大豆など、全ての材料を山形産のもので作りました。お力添えを賜りました田中さん、藤田さんご一家、はしもと農園さん、深瀬商店さん、成澤さん、多くの方々に改めて深く感謝申し上げます。今年はどんな味になるのか、今からとても楽しみです。

今年の味噌の仕込みも二日に渡っておこないました。今回の記事では一日目の内容をご紹介します!一日目である3月27日には水汲み、米麹の受け取り、鍋の最終準備をしました。
最初に、大豆に吸わせたり煮たりするための水を村山市にある生涯学習施設「樽石大学」の敷地内にある水場へ汲みに行きました。


1.2kmほど上流の二の沢付近の湧水を引いたという水は「いたや清水」と呼ばれ、里の名水・やまがた百選に選ばれたほどの美味しいお水です。
今年は雪が無く、あちこちで春の気配を感じることができました。水はすっきりと冷たく、ここの水に浸された大豆も喜んでいた気がします!

水を汲んだ後には、そばやかた樽石さんでお昼ご飯です。いたや清水を使用している9割の手打ちそばをいただきました。


真冬でも氷水でこねているというそばは、噛むたびに香りが広がり本当に美味しかったです。お漬物も玉こんにゃくも全部美味しい!居心地のいいお店でまた来たいと思いました。
次の目的地に向かう前に少し寄り道です。天童南駅から車で10分、わらびもちを始め、季節の生菓子が並ぶ人気店「腰掛庵」へ。そこで冬季限定いちごわらびをご馳走になりました。口でふわふわとろとろと溶けていくわらびもちに衝撃を受けました。平日だというのにお客さんが次々と来店するのも納得です!

ご飯の後には玄米と白米を麹にしていただいた深瀬商店さんへ向かいます。ふかふかの麹になったお米にみんな興奮が隠せません。少し頂いてみるとほろほろと口の中で崩れ、ほんのりとした甘味が口の中に残ります。米麹の甘酒の甘さはここからきていたのかと感動しました。麹の力は凄いです!

最後に、明日大豆を煮るために使う鉄鍋をお酢で煮ました。

永岡さんからお借りしたこの鉄鍋、ここに到達するまでにたくさんの過程を経ました。サビ落としから始まり、削ったり磨いたり、ああでもないこうでもないと試行錯誤してここまで綺麗になりました!農芸のとあるメンバーは「もうこの鍋は我が子のように思っている」と語りました。そんな鍋で大豆を煮たらさぞ美味しいことだろう……と思いながら一日目は終了です。二日目はいよいよ最終段階!美味しいお味噌になりますように!
1年洋画コース 菅原穂乃佳
こんにちは。今回は味噌作りのためのお米を買いに朝日町の農家さんの元へ行きました。そこにはヤギや鶏がおり、触れ合うことができました。


普段は動物と接する機会はほとんどないため、新鮮でした。加えて、農家さんが有精卵を1つ下さり、放課後農芸で育てることになりました。今は3年生の先輩が卵を温めてくださっています。その卵が成長して孵化することが楽しみでならないです。
さて、お米を買いにいった後は昼食です。私たちは西川町にあるお蕎麦屋さんに行きました。そこでは丁度お蕎麦が私たちのところで麺が切れてしまっていたので、打ちたての麺を頂くことができました。ここのお蕎麦は普通のお蕎麦とは違っていました。麺は太く歯ごたえがあり、舌触りも良く、とても美味しかったです。また来たいと思うような、素敵なお蕎麦屋さんでした。

そのあとは朝日町にある、蜂蜜を買いに行きました。ここでは普段見かけない種類の蜂蜜が置いてある他、試食もでき、どれも美味しかったです。そのため、どれを買うかとても悩みました。学生には少し高い値段ですが、こういった贅沢はたまにはいいですね。
最後にはアーティストの永岡さんのスタジオに行きました。このスタジオは永岡さんの実家で、イノベーションをしたそうです。ここには永岡さんの作品のほか、植物の本をはじめとする様々なものがありました。そこで一番目を引いたのは下の画像にあるものです。

画像にあるように人が乗れるのですが、支える部分が円形になっており、不安定でぐらぐらしてしまいます。座ることもそうですが、立つこともままならない、そんな不思議なものでした。このような形状のため、バランスが鍛えられそうです。
次回は味噌づくりに本格的に取り組んでいきます。味噌づくりをするのは初めてなのでとても楽しみです。では今回はこの辺で。またお会いしましょう。
歴史遺産学科 1年 柴田桃花
こんにちは。放課後農芸のブログへようこそ!
今年の山形ではあまり雪が降らず、冬らしさをあまり感じられないまま暖かくなってきました。
とはいっても、まだまだ寒く、ダウンジャケットが手放せません。
さて、2月17日、放課後農芸では大豆の選別を行いました。
15日に一生懸命実落としを行った大豆たちを分けていきます。
私は1年目では参加することができなかったため、今年初めての参加でした。

大きなバットから豆を取り出し、「超美人豆」「色白美人豆」「ちょい悪ダサ男豆」「劣悪ダサ男豆」に分類していきます。
作業の中でも話が進んで、時々笑い声がする、とっても楽しい空間でした。

なんとあっという間に午前中で選別が終わってしまいました!
上の写真は、それぞれのお豆の重さをはかっているところです。
今年のお豆は去年の量の半分くらい。ここからおいし~いお味噌に育てていきます。

農芸のおみそづくりは3月のご挨拶回り編へ続きます!!
文化財保存修復学科 2年 今野アリス





農芸ブログにお越しいただき、ありがとうございます。
今年度は暖冬の影響で、毎日暖かいですね。
雪の多い山形も、今年度は雪化粧する機会が少ないです。
今年度最後の勉強会は、「国連スピーチ」がテーマでした。
特別ゲストの永岡大輔さんをお招きし、各々が事前に観てきた国連スピーチごとに、チームに分かれて話し合います。

スピーチで取り上げられるテーマは、ジェンダーや環境問題、人権運動や気候変動など多岐にわたります。
ニュースなどで見たことはあるけど、スピーチをしっかり聞いて、内容を話し合ったことのある人は、少ないのではないでしょうか。
私自身も、SNSやニュースで話題になったスピーチは知っていましたが、じっくりと国連のスピーチを聞いて、意見を交換するのは初めてでした。
私が担当したのは、グレタ・トゥーンベリさんの国連スピーチです。
強い思いと言葉で環境破壊のリスクを訴えたグレタさんに、強く心を打たれました。
経済成長ありきの社会では、持続可能な社会は作れない。環境を守ること、差別を少しでもなくすこと、自由が守られること…経済成長よりも大切なことがあるのではないか。放課後農芸の活動は、私たちの活動は、これからの社会にとってどんな意味・意義があるのか。
そんなことを考えさせられる、有意義な勉強会になりました。
恐ろしいほど雪が少ないのも、環境破壊が原因なのでしょうか。それとも、地球の正しいサイクルなのでしょうか。地球温暖化によって、デメリットだけではなく、農家の方にとってはメリットも多いそうです。
何が良くて何がいけないのか、はっきりとした答えを出すことはとても難しいのだと、改めて強く感じました。
放課後農芸の活動も、私たち一人ひとりの活動も、勉強会や畑の活動を通して、答えを模索していきたいです。
それでは皆様、良い春休みをお過ごしください!
コミュニティデザイン学科1年 及川美里
新年初めの勉強会は、「お酒について」の勉強会でした。
それぞれお酒にまつわるお話をまとめて、発表です。

菅原さんは、お酒にまつわることわざをまとめてきてくれました。
「酒は憂いを払う玉箒」=お酒は心配事を忘れさせ、暗い気持ちを拭い去ってくれる箒のようなもの。
お酒1つで楽観的になれるのは、意外と良いことかもしれませんね。
「アルコールとは、私たちが人生の作業に耐えるための麻酔である」
このことわざに関連して、柳川先生が「麻酔はなぜ効くのか、よくわかっていない」と一言。
え!?それも知らないで、私たちは麻酔受けて手術してもらっているのかぁ…怖いなあ…と思いましたが、大きな手術をする時に意識があったり、ましてや感覚がある中でしてもらうことの方が断然怖いので、私は手術する時はガンガン麻酔を打っていただきたいです。

私は、お酒のお菓子「ウイスキーボンボン」についてお話ししました。ボンボンとは、元々、具(ナッツや小さなクッキーなど)を砂糖やチョコレートの殻で包んだ甘い甘いお菓子の事を指すそうです。フランスで誕生したそのお菓子は、フランス語で「良い」という意味のbon、そして甘ったれたお金持ちのお坊ちゃんという意味の「ボンボン」から名前が「ボンボン」と付けられました。ウイスキーボンボンは、横浜にいたゴンチャロフという方が作ったものみたいです。
せっかくのお酒会なので、北海道の製菓「六花亭」のリキュールボンボン「六花のつゆ」を皆さんに食べてもらいました。このお菓子、甘くてお酒感もそんなにないので、すぐ食べきってしまいます。美味しいので気になる方はぜひ、通販でお取り寄せしてみてください。

また、お酒に関する情報は国税庁が管理していて、ワイン、日本酒、ビールなど多くの種類のお酒の作り方が決まられている事を知ったり、お酒がまだ飲めない未成年学生からは今後の酒との付き合い方について話してくれたりしました。


いずれにせよ、お酒を飲む時は、人に迷惑をかけないよう上手に飲んでいきたいですね。
ちなみに今までで一番美味しかったのは、韓国の「チーズオタクキムチョルス」で飲んだマッコリです。少し凍っていて、白ぶどうやざくろジュースなどで割って飲むのですが、これがとんでもなく美味しくて、日本で売っているマッコリとは別物の味でした。韓国へ行く方、ぜひ本場のマッコリで乾杯してください!
美術科洋画コース3年 中澤妃奈代
あけましておめでとうございます!
皆様には、幸多き新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。今年もチュートリアル放課後農芸をよろしくお願いします。
さて、今年初の放課後農芸の集まりは、学校が始まって2日目になる1月7日に行いました。何をしたかというと、書き初めです!それぞれが今年の抱負を書き、一言ずつ胸に秘めた想いを発表しました。

言葉は勿論ですが、字の書き方や大きさにも個性が表れています。内容も具体的な抱負から広い意味を持つ抱負まで様々です。書いた人の発表を聞くと、書かれた文字と実は違う意味を持っていることもあり「そうだったのか!」と驚くこともありました。
発表の後はそれぞれの抱負について意見を交換し合いました。その最中には「わかる!」や「なるほど……」などの相槌が入ります。


一年の初めに抱負を強く持ち、その抱負が叶うように行動し続けることができたら、きっと豊かな一年になりますね!私も抱負を立てっぱなしにするのではなく、時々新年に抱負を抱いた自分のことを思い出しながら生活していきたいと思います。
抱負を語った後はお正月の話をしたり、これからの予定を話し合ったりと終始和やかな時間が流れていました。立場にかかわらず集い、話すことができ、笑い合うことができる時間は心を豊かにしてくれている気がします。これから忙しくなる時期ですが、こういった時間があることで気持ちに余裕が生まれて元気に過ごせるのではないでしょうか。もちろん体も元気に過ごせたら、より素晴らしいですね!
山形では毎日のように雪がちらつき、水面を薄氷が覆っています。寒さがより厳しくなるこれからの季節、皆様風邪など召されませんようにご自愛ください!
芸術学部 美術科 洋画コース 1年 菅原穂乃佳
放課後農芸のブログにお越しいただきありがとうございます。
最近ちょこちょこ雪が降るようになってきましたが、積もってもすぐに溶けてしまいますね。
私は真っ白な雪景色を楽しみにしているのですが、なかなか見られません…
さて、先日12/17は「お道具会」を行いました。普段みんなが使っている道具を紹介し合うという内容なのですが、その人のパーソナリティや学科の様子が垣間見える勉強会となりました。


Adobe Illustrator、RStudio、野帳、父からもらったデザインカッター、炊飯マグ、Adobe Dreamweaver、赤外線撮影をする機械、木炭デッサンに使うための食パン、キャンバスを作る道具一式、グループワークのための付箋とペン、文章を書くための鉛筆・消しゴム・ノート、のこぎり…
本当に多種多様な道具たちが紹介され、「こんな道具があるのか!」「だからこの形なんだ!」などの新たな気づきが得られました。
ここからは、その中で印象に残った道具を少しご紹介しましょう!
「RStudio」
RStudioはプログラミング言語で統計分析を行い、さまざまなグラフを作ることが出来ます。
「炊飯マグ」
炊飯マグは1合分の米を炊くことができるマグカップです。毎日炊きたてのご飯を食べたいけど、一人暮らしだとまとめ炊きして冷凍になってしまう。そんな時に、これがあれば食べたいときに手軽に炊き立てのご飯が食べられちゃいます。
最後には、この会を企画した先輩から「今回のお道具会を通して、みんなが自分の道具について深く学び、もっと道具に対して愛を持ってもらえたら嬉しいです」という言葉がありました。
今回、私は他の人の道具への愛を感じたことで、今まで以上に自分の使っている道具(Illustrator)をもっと使いこなせるようになって、もっと愛情を持てるようになりたいと感じました。また、新しく知った便利そうな道具は今後ぜひ活用していこうと思います。
デザイン工学部 プロダクトデザイン学科1年 松倉佑太
農芸ブログに足を運んで下さりありがとうございます。2019年も残りわずかとなりましたが、皆様どのようにお過ごしでしょうか。私はお正月に何をするか妄想をして、今からワクワクしています。
さて、前回は「おべんきょうかい」ということで11月農芸展示のワークショップの様子をお伝えしましたので、今回は展示をメインにご紹介したいと思います。
テーマは「さわって、ふれて、考え展」。放課後農芸の活動をする中で私たちが感じた自然を、見に来てくれた方々にも一緒に感じて欲しいという思いから五感で体験できるような展示を制作しました。
視覚は《キュウリ棚》。会場の入り口からきゅうりのアーチがお迎えしました。アーチをくぐればそこは放課後農芸の畑です。
嗅覚は《においの展示》。農芸で活動していれば一度は嗅ぐモノを実際に小瓶に詰めてクイズ形式で紹介しました。
触覚は《農具展示》放課後農芸で使っている農具を持ち込んでその由来を紹介しました。
聴覚は《おべんきょうかいワークショップ》。普段買っている「野菜の値段」といテーマで、実際に農家をしている方をお招きして作る側と買う側の互いの価値観について話し合いました。

《おべんきょうかい》は最初、私たちが普段開催している勉強会の展示だけでしたが、「お客さん達に勉強会を体感して欲しいならやっちゃう?」というつぶやきによってワークショップの形になりました。誰かのつぶやきや思いつきをみんなで実現するメンバーが本当にすごいと感じています。
また今回の展示では実現できませんでしたが、アイデア出しの際には「味噌キャンディ」や「おいしい!の瞬間の展示」などたくさんの面白いアイデアがでてたのでぜひ来年の活動で実現できたらな、と考えています。
実は例年展示は2月くらいに行うそうですが今回はよりたくさんの人に見てもらいたいということで芸工祭の一ヶ月後ではありますが11月に展示をすることを決めました。来年もぜひ楽しみにしていて下さい!
さわって(ふれて)、そして考える。それは私が放課後農芸に参加して体験できたことだなぁと感じています。そして考えたことを誰かと話し合うことで新しい発見があるのだと学んだ1年間でした。
長くなりましたが、最後まで読んで下さりありがとうございました!
こんにちは。
かなり寒くなってきましたね。雪もちらほら…。
外を歩くのも億劫な季節ですが可愛いふくらすずめを見たいがために散歩をしております。
さて、今年度の展示期間中である11/29(金)に開催したワークショップの様子を今回はお届けします。
ワークショップでは農芸が普段行なっている「勉強会」を体験してもらおう!
ということで企画を進めました。
テーマは『やさいのおねだん』
今年度放課後農芸で収穫したサツマイモを実際に見てもらいながら”値段”をみんなで考えます。

まず始めに、農芸で育てた…ということだけをお伝えしてゲストの方に値段を決めてもらいます。
みなさんの意見では、300〜500円という声が上がりました。
その後、農芸のサツマイモが出来るまでの工程をみんなでみていきます。

そうそうあの時は大変だった〜や無農薬なんだ〜などの声が上がります。
メンバーは一年の振り返り、ゲストの方には農芸がどのような活動をしているのか
具体的に伝わったのではないでしょうか。
さて、農芸のサツマイモが出来るまでの工程をみんなでみた上で再び値段について考えていきます。
消費する側だとこれぐらいかなぁ、でもこれだけ手間がかかっているからなぁ〜。
無農薬で育てて掘るのも手作業か…などなど様々な声が上がります。
一人一人値段を発表すると200円〜500円という声が上がり300円という意見が最も多かったです。
最後に柳川先生が畑を貸し出して経営を自分が行っている、
という設定で人件費を計算してくださいました。
例えば儲けを出そうとすると………農芸のサツマイモは一つ600円で
売らなければならない!という計算になりました。
う〜〜〜ん値段を決めるのってとっても難しい。
スーパーや八百屋さんで販売されている野菜の値段ってどうなんだろう?
また、美大生として作品に値段をどうやってつけよう?などなど考えるきっかけ作りとなりました。
今回ワークショップ形式で勉強会を開催し、
普段とは少し違った視点の考えや新たな交流が生まれたのではないかと思います。
寒い中、参加していただいた皆様本当にありがとうございました。
また、私がポロッと口にしたことを拾って企画の具体的な内容決め、パワーポイントの製作、
司会進行等の運営を進めてくれた先輩・後輩のみんな本当にありがとうございました。
そして、時間の都合で今回参加できなかった方などもいたようなので
定期的にこのような形で勉強会を開催し、放課後農芸の活動が広まると共に
もっと素敵な放課後農芸になっていけたらなぁと思いました。
芸術学部 文化財保存修復学科 2年 鈴木千春
