干し柿作りを行った10月25日は、みそ大豆の収穫も行いました。
みそ作りは、1年をかけての盛大なプロジェクト。
今回は収穫編。まだまだ、スタート地点です。
収穫したものは、大豆だけではありません!
こんなに大きくなったさつまいもと、小豆!
さつまいもの苗はちょっと枯れてひょろひょろしていたので、元気にそだってくれるか心配でしたが、たくさん実ってくれました!
小豆は誰が植えたんだろう…?不思議だけど、嬉しい収穫です。
収穫した作物たちを先生の車へ積み、大学裏の小屋へ運びます。
小屋の中につるしてある紐に大豆をかけていきます。
古き良き日本の風景。
大豆は12月まで乾燥させてから、次のみそ作りの工程に移るそうです。
私の祖母はみそを手作りしていましたが、私は今回が初のみそ作り。
大豆を育てることも初めてなので、とてもわくわくしてます。今後が楽しみです。
記:日本画コース 野田
「干し柿を作ってみよう!!」という事で、10月25日に
集まった農芸メンバーで見よう見まねで干し柿を作ってみました。
今後どのような経過をたどるのか楽しみです。
記:文化財保存修復学科 佐藤 純一(J)
11/8の芋煮会にむけて、本日(10/24)授業畑にて里芋を掘りました。
大きい里芋が収穫出来ました。
芋煮が楽しみです。
※おまけ
イチジクも取りました。
記:文化財保存修復学科 佐藤 純一(J)
みなさんこんにちは、彫刻の松浦です。
大変遅くなりましたが、夏休み直前に鶴岡の三瀬海岸まで男三人で歩いた時のことを書こうと思います。
そもそも、三瀬海岸まで100キロの道のりを自分たちの足で歩くことになったのかと言いますと、
お金を使わずに海に遊びに行こう!というところから始まり、一年生にして貫禄がありすぎるJさんが、
「だったら、歩いて行こうよ。」
と言った、この一言とその場のノリで100キロ歩くこと決定。学生のノリは恐ろしい・・・・
で、当日は筆者はオープンキャンパスの手伝いで夕方まで働き、提案者のJさんは前期の試験が終わったからと、
前日にオールの宴をやっていたそう。100キロ?なにそれ?的なノリで夕方に大学を出発しました。
ちなみにこの時のメンバーは、まっつん(筆者)、Jさん(文化財保存)、水撃さん(洋画院生)です。
出発のとき。
ドキドキワクワクの出発でございます。
結構、暗くなってからの出発となったわけですが
ここから駅方向に歩いて行き、とりあえず山形市内をでないといけません。
そこからが本当の始まりという感じ。
駅に向かう途中で、Jさんのお友達(朝までオールしてた)と会ったり、農芸
のあぼちゃんにであったり、楽しくスタートを迎えることができました。
皆さん応援ありがとうございました!
文翔館を見ながら駅方面に向かい、線路を越えていく。
もはや100キロ歩いた後だと最初の方なんか全く辛くない。むしろ最初のドキドキ
ワクワク感があるから楽しくてしょうがない。学生だからね!
9キロくらい歩いたところで一旦休憩。
国道112号線をこれから道なりに進んでいく感じです。
休憩しながらこれからのルートを3人で確認。
だいたい北山形あたり?だと思います。
ここら辺までは、余裕な感じ。と言っても、荷物持ってるのは、Jさんと水撃さんで筆者は楽しく歩いてるだけ何ですけどね。
しかし、筆者は普段から山形駅から大学まで徒歩で歩くこともあるのだから、疲れないのは当たり前なのです。(軽い自慢)
さてさて、ここからが本当のスタート。まだ入り口に立ったに過ぎないのです!
ここからは時間帯の関係もあり車はまばら。静かな田んぼが両脇に広がってる中を進んでいきます。風も気持ちよい。
子供の頃(つい数年前のことですが)は、お正月くらいしか日をまたぐような事はなく、とてもお正月を楽しみにしていた事を思い出します。
そんな時のドキドキ感と、農芸の仲間と長い時間を共に歩くというシチュエーション、そして静かな田んぼの風景。楽しくてしょうがなかった!
ここから目指すは寒河江のみちのく駅、チェリーランド!
そこまではコンビニで休憩したりしながら歩いて行きました。(大幅なカット申し訳ないです)
写真をどうぞ。
ハイ!こんな感じで道の駅まで歩きました!
と、まぁ。国道112号線を道なりにずっと歩いていたわけですが、歩いているのは深夜。とにかく車が走ってこない。
しかも、そこらの車道と違って道が広い。さすが国道です。
子供なら一度は憧れる道路の真ん中を堂々と歩く!という遊びを正しく堂々としましたね。
そんなこんなで、チェリーランド到着です。
時刻は4時くらい。
チェリーランドって、とても大きなみちのく駅で
芝生が気持ち良い。少しこの時点で空に雲があっ
て心配しました。
ここで長めの休憩とルート確認。ここまで25キロ
歩きました。
次なる目的地は、月山の麓にある弓張オートキャンプ場。
そこまで再び25キロほど歩きます。
そうそう余談になりますが、水撃さんが山形市内で足ツボ
マッサージ用に拾った小石は、休憩のたびに我々の足に踏
まれていましたが歩く距離が延びるほどその効果は薄れ、
時期に捨てられる運命となりました。まだ先ですが。
この時はまだ使っていました。
少しずつ明るくなってきたのを感じながら、再び歩き始めます。
この寒河江あたりは農家が多いらしく、果樹園が広がっていました。しかも、朝が早いからでしょうか小型のプロペラ機が農園の上を飛んで農薬を散布する姿を見る事ができました!
めちゃくちゃ近い!しかも、敷地広い!カッコイイ!!!!
少し興奮しましたね。
で、少し歩くと一面田んぼ!広いです。人が作業してます。我々だって畑を育てていますが、やはり違いましたね〜。尊敬の念と、自分達も頑張らなければと反省しました。
話しかけて下さる方もいてとても嬉しかったです。山形から歩いてきたって言ったら驚いていましたね。笑
で、ここを抜けると月山までカウントダウン開始です。道の標識のキロ数を見ながら進んでいきます。
こんな感じ。
一番左は、まぁ、その。
疲れたんだよね!
後ろのコメリの自販機で
水分買ったよ!
三人とも怪しい格好してたなぁ
この辺にきて、日が出て
来ました。なかなか暑い。
雨がするよりは良いけどね。
で、天気の良い中月山に入る前のコンビニで休憩。だいたい1時間くらいの休憩でした。三人ともここまで寝ずにきたのでコンビニの邪魔にならないところで少し仮眠をとらせて頂きました。
余り真似しないように。
結構ヘトヘト。
ここから今日の目的地まで15キロくらい。
しかしながら、ここから登りやら下りやらと、なかなか大変な道が続きます。
普通なら人が通らないような国道を通るわけですから、車には気をつけないといけません。
途中のコンビニまでは少しまとまっていきましたが、そこからは本当にそれぞれのペースで歩きました。
結構大変でしたが、いい感じに登って行けました。
途中Jさんにサングラスを貸していただきそれをつけて歩いていたのですが、車のからの視線が楽しくてウキウキしてました。
そのほかにも、祠みたいなところにいい感じの水浴び場所・・・・ゴホ。あと、噴水見ました!
まぁ、自分たちなりに楽しみながらいきましたね。
そしてついに、弓張オートキャンプ場に到着!
やったーーーーー!!!!
着いたのは、夕方でした。疲労が、足が、ぐすん。
疲れをも吹き飛ばす良い景色!
そしてご飯。なんと、管理人の方が
我々を労って、ビール奢ってくださりました。
ホント優しい。涙
あとはシャワーを浴びて、寝ました。
水撃さんが一番に寝てましたね。
しかし!水撃さんタダでは寝ない。
まだみんなが寝ている頃、枝やらなんやら集めて火おこししてました。なにやってんだ。笑
そのあと、筆者と入れ替えで暖かい寝袋の中で寝ていましたが。
この朝、たまたまここにお孫さんと一緒に来ていらした小幡さん御夫婦が我々を朝食に招いてくださいました。本当にこの企画やってよかった。
本当にありがとうございました。
感謝です。
旅やってると、こういう人との出会いがあるからね、ホント嬉しく思います。
朝食を頂いた後、小幡さんとも別れ三日目です。が、水撃さんの足の疲労と、時間的な問題もあり鶴岡までは高速バスで移動することに。
高速バスを待っている間、キャンプ場の下にある定食屋さんで休ませていただくこともできました。本当に人との出会いに嬉しくなります。
昨日の疲れと、人の優しさを同時に感じている時の表情。
この後、お昼を食べて鶴岡に行きました。
鶴岡からは再び歩きですが、その前に銭湯でお休み。とにかく疲れが襲ってきましたね、この時は。
Jさんと水撃さんがお風呂に入っている時に、筆者は畳の上で寝てました。
終わりの時間までそこで休み、そこから一気に店を目指します。
撮影は水撃さん。
ここに着いた時、水撃さんの足は変なテーピングのせいで腫れていたそうでこの後からJさんがテントを持って行くことになりました。
水撃さんご苦労様でした。
さぁ、ラストスパート!後は17キロくらい行くだけです。楽勝楽勝。
当日組が着く前に海岸で待ってやろうということで、少しペースは上げていましたが、楽しく行きました。
途中、コンビニでご飯買ったり、筆者は音楽聞きながら歩いてました。
三瀬海岸最後の山道は真っ暗で本当に藪の中からオバケかなんかが出てきそうなとこで、筆者は動物のご遺体を・・・
とにかく登りは苦しかったけど、下りは楽しいもので一息に降りて行きました。
こんな感じ。で、最後の登りを超えていたら・・・
見えたーーーーーーーーーーー!!!!!!
感動です。頑張った。
この時点で、もう十分嬉しかったです!
後は、砂浜でみんなを待つだけです。
見よ!
三人の勇姿を!
この時点でかなり疲れていましたが、キャンプ場で小幡さんに頂いたあんドーナツが!
ホント嬉しい。美味しくいただきました。
みんな疲れてて、当日組が合流する前までは「今日、疲れてダメだわ。この後遊ぶ体力ないわ」とか言っていましたが、この後ものの数分で当日組が到着。
みんなと会った瞬間、元気復活。
楽しく遊びました!
こんな感じで、夏休みをスタートしました。この後、学校に帰ったら先輩からも海に歩いたことを聞かれて嬉しかったです。
なかなか、海まで100キロ歩こうなんて思わないし、提案しても乗ってくる人なんか、そうそういないと思います。
それでも、この企画をやる!といって、一緒に歩いたJさんと、水撃さんには本当に感謝です。良い友人に恵まれました。
来年もやりたいなぁ。
以上、三人で海まで100キロ歩こう!の報告でした!
彫刻1年 松浦 暁
10月です。食欲の秋ということで、先日、学祭で販売するための試作も兼ねて、畑で採れたさつまいもを使って大学芋を作りました。
空は清々しい秋晴れ。青空のもと、畑でさつまいもの収穫です。採れたてのお芋は、みたことがないほど、綺麗な紅色。
あちらこちらから感動の声があがります。
細長かったり、薄かったり、どんな形がいいかなぁ。色んな大きさに切って、油であげていきます。
ついでにスライスしたかぼちゃも。これはいい音、いいにおい。
砂糖蜜とごまをたっぷり絡めて……いただきます!
採れたて揚げたてのお芋はほくほく、風味がしっかりしてとってもおいしかったです。
みんなも次から次に手が伸びる様子。
旬の物を、その季節に、季節の風を感じながら、みんなで食べる。それってとっても幸せなことですね。
学祭にお越しの際はぜひ放課後農芸へも、どうぞ。お待ちしています。
グラフィックデザイン学科1年 安部綾
10月に入り、山形は寒くなってまいりました。
寒さ対策をしっかりして、かぜをひかないようにしたいですね。
そして、今月の17日、18日は、私達が通う東北芸術工科大学の大学祭が開催されます!
今日は、芸工祭で放課後農芸が出店するお店の看板描きをしました。
洋画コースの飯田さんが腕をふるっております。
メニューはスイートポテトから大学芋に変更…かな?
大学でとれたmおいしいさつまいもを使って作る大学芋です。お楽しみに!
記:美術科日本画コース 野田苑恵
これが黒いカビだとみその健康状態は悪いようです(ー_ー)!!
きっと美味しいみそ汁を飲めることができるでしょう・・・・・・
想像すると楽しみですね( ^^) _旦~~
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記:柳川 郁生
雨がふりそうなお天気の中、お昼ごはんCafeはひらかれました。
10月17、18日の学祭への準備もそろそろしていかなきゃとのことで
本日のメニューは試作も兼ねてスイートポテト!
さつまいもの育ち具合はどうかな…?とそれぞれの棟のさつまいもを一つずつ掘りかえします。
小さいものがいくつもついたものや、大きいおいもが一つのもの、
これぞさつまいもだよねというような標準的なものなど様々です。
どうやら土に差があるよう…
昔から畑の部分と、広げた部分があるのですね。ここまで差が出るとは…
そのほかの野菜もとっていきますよ!来週あたりには畑を整理するので、
夏野菜はちいさくてもどんどん採っていきます。
かぼちゃも採りドキ。学祭ではかぼちゃスープも販売する予定です。
作業後はさっそくさつまいもをふかしてみます。
うん。いいにおい!色もきれい!
今回のお昼ごはんメニューは
おこげのついたごはん、ナスとピーマンの味噌いため、さつまいもの茎のきんぴら(茎食べられるんですって!)、ナスとツルムラサキと卵のお味噌汁、しそ巻きという豪華なメニューです。
おかあさん方に手取り足取りしそ巻きのつくり方を教わります。いつもいつもありがとうございます。感謝!
これに食後のスイートポテトと茹でた栗がまってます。豪華!おいしい!秋だ!
畑にくるたびに純粋なおどろきがあります。
五感で感じるよろこびがあります。
野菜がたわわに実った夏はおわりつつあります。
そろそろ冬にむけた畑にしていかなきゃですね。
記:グラフィックデザイン学科 鈴木那奈
昨日、9月に入って初の昼ごはんカフェが行われました!
ここ最近雨模様が続いていて、当日の天気がとても心配でしたが、なんとか雨はやんでくれました。
気温も低く過ごしやすい日が増えてきましたね。
だんだんトマトやなすなどの夏野菜の成長が穏やかになってきて、夏の終わりを感じさせてくれます。
(まだまだ雑草は元気ですけが!)
畑作業の後は、とれたての野菜を使ったお昼ごはん作り!
つぶしたかぼちゃ、にんにく、玉ねぎをベースに、なすやピーマンなど夏野菜をこれでもかっ!と入れたカレー
放課後畑で採れた小麦を使ったパンも登場!
学生が持ってきてくれたダッチオーブンを使ってお米も焚いて、シソまき味噌やハムの差し入れも。
とても賑やかなお昼ごはんタイムとなりました~!
大勢で食べるごはんはとってもおいしいです!
…
そして、この日はファシリテーターである飯塚咲季さんが参加する最後の昼ごはんカフェ。
色紙の寄せ書きと、花束と、手作りケーキのサプライズでお見送りをしました。
飯塚さん。今までありがとうございました。
私は放課後農芸の活動や、飯塚さんと交流することを通してたくさんのことを学ぶことができました。
畑を耕して、自分の食べるものは自分で作るという楽しさ。
畑作業って どろくさいもの、ふるくさいもの、汚れるもの
私はそんなイメージを持っていました。
けれども、畑を耕して苗を植えて、日に日に大きくなっていく様子や
葉っぱが増えていくのを見ることによって、苗にも畑にも愛着がわいてきました。
お店で売られている野菜はこうして作られているんだ。
こんなにも手間をかけて育てられているんだ。そんな気づきもありました。
忙しい大学生活のなかで、野菜を育てたり、様子を眺めたりする時間は、とても貴重なものです。
そうした時間の大切さを教えてもらったことは忘れません。でも、もっと楽しい活動になるように。
放課後農芸はこれからも続きます。昼ごはんカフェの参加者も募集中です!
記:美術科日本画コース 野田苑恵
火曜日の9時半、芸工大授業畑にて。
時折吹く涼しい風が、秋の訪れを感じさせます。
今週もお昼ごはんCaféが始まりました!
たったの一週間でも
野菜たちの成長は
止まりません!
カゴから溢れ出しています。
たわわに実った野菜たちを収穫し、いよいよお料理。
おや・・・?何か焼けたようです。
どーん!!
柳川先生が差し入れて下さった真鯛の塩焼きです。
なんと先生自ら釣り上げた大物。ワイルドに丸焼きされてしまいました。
そろそろ料理も完成。それでは今日の献立の発表です!
かぼちゃとじゃがいものコロッケに、夏野菜のラタトゥイユ、しその天ぷら、
飛島のおみやげ「あらめ」、ねぎ醤油、真鯛の塩焼き、ふかしいも(ご飯代わり)
それでは、いただきまーす!
獲れたての素材を料理して食べる。
みんなで作った料理は、お腹も心も満たされます。
食べ物と向き合うことは、生きることを考えること。
さっきまで実っていた野菜、少し前まで泳いでいた魚が私の体になっていく。
「お腹いっぱい」とは、とても尊いことだと感じました。
予告
畑に突如姿を見せた和弓使い!
放課後農芸の命運やいかに・・・。(嘘です)
記:グラフィックデザイン学科1年 山本友卯花